病院概要
玉島協同病院のご紹介
必要に応じて紹介できる、安心の医療・介護連携
1978年(昭和53年)の開院以降、地域に根ざした医療の実現をめざしてきました。入院から在宅まで切れ目のない、さまざまなサービスがご利用いただけます。また、患者さんの多様なニーズに対応するため、近隣の医療機関と連携のできる体制を構築しています。手術や当院が標ぼうしていない専門科をスムーズに紹介することが可能です。セカンドオピニオンのご要望にもお応えしています。
施設基準
- Ⅰ 病床数 108床
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一般病棟 54床
(うち、地域包括ケア病棟入院医療管理料1算定病床16床)
療養病棟 54床 - Ⅱ 医師名および診療担当表(外来受付に表示しています。)
- Ⅲ 診療科目
- 内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、放射線科
- Ⅳ 診療時間 月~金曜日
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午前9時~12時30分
午後4時~6時30分 - Ⅴ 指定関係
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保険医療機関
救急医療指定
労働者災害補償保険
公害健康被害補償
原子爆弾被害者に係る指定医療機関
原子爆弾被害者に対する援護に関する法律第12条第1項の規定に基づく指定医療機関
難病の患者に対する医療等
小児慢性特定疾病指定医療機関
生活保護法指定
自立支援医療(精神通院医療)指定医療機関
自立支援医療(更生医療)指定医療機関 - Ⅵ 院内案内図(玄関、透析棟、各階に図示しています。)
- Ⅶ 当院の特徴及び施設基準等
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- 1) 入院基本料の施設基準
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◆一般病棟入院基本料(区分:急性期一般入院料4)
◆地域包括ケア入院医療管理料1(看護職員配置加算、看護補助体制充実加算1)
◆療養病棟入院基本料1(在宅復帰機能強化加算)
◆看護要員の対患者割合、看護要員の構成
・1病棟の看護体制について
当病棟では、1日に18人以上の看護要員(看護師及び准看護師9人以上、
看護補助者9人以上)が勤務しています。時間帯毎の配置は次のとおりです。
【朝8時30分~夕方17時まで】看護職員1人当たりの受け持ちは8人以内です。
【夕方17時~翌朝9時まで】看護職員1人当たりの受け持ちは27人以内です。
【朝8時30分~夕方17時まで】看護補助者1人当たりの受け持ちは8人以内です。
【夕方17時~翌朝9時まで】看護補助者1人当たりの受け持ちは27人以内です。
・2病棟の看護体制について
当病棟では、1日に17人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。 時間帯毎の配置は次のとおりです。
【朝8時30分~夕方17時まで】看護職員1人当たりの受け持ちは5人以内です。
【夕方17時~深夜1時まで】看護職員1人当たりの受け持ちは27人以内です。
【深夜1時~朝9時まで】看護職員1人当たりの受け持ちは27人以内です。
- 2)入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理の基準(体制の基準の明確化)、人生の最終段階における意思決定支援、身体拘束の最小化の取り組み
- 当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理の基準(体制の明確化)、人生の最終段階における意思決定支援、身体拘束の最小化への取り組みの要件を満たしております。
- 3) リハビリテーションに関する特掲診療料の施設基準
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脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)、呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)、
運動器リハビリテーション料(Ⅰ) - 4) 食事の提供
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当院は、入院時食事療養・生活療養(Ⅰ)の届出を行っております。療養のための食事は、 管理栄養士の管理の下に、適時(夕食については18時以降)適温にて提供しております。
・管理栄養士による適切な栄養量・内容の提供と管理をおこなっています。
・療養病棟では、可能な限り食堂において食事をしていただくようにしています。 - 5) 栄養サポートチームによる診療について
- 当院では、栄養障害のある患者又は栄養管理を行わなければ栄養障害の状態になることが見込まれる患者様に対して、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士など、さまざまな職種により構成された栄養サポートチームにより定期的に回診をおこない、栄養管理計画を策定し、全身状態の改善に取り組んでいます。
- 6) 後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用について
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・当院は、厚生労働大臣が定める施設基準の承認を受けています。
・当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。
ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。 - 7) 職員の労働負担軽減への取り組みについて
- 当院では特定の職種に労働が偏らないようにする観点から、職員の負担軽減委員会を設置しています。医師や看護師をはじめとした職員の労働負担軽減計画を立案し、実施しています。また、具体的な取り組み内容を含めた「職員の負担軽減計画」を策定し、当該計画を職員に対して周知しています。
- 8) その他厚生労働大臣が定める施設基準等
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・機能強化加算
・救急医療管理加算
・診療録管理体制加算3
・医師事務作業補助体制加算1(25対1補助体制加算)
・急性期看護補助体制加算(25対1(5割以上))(夜間50対1)(夜間看護体制加算)(看護補助体制充実加算1)
・療養環境加算
・重症者等療養環境特別加算
・療養病棟療養環境加算1
・栄養サポートチーム加算
・医療安全対策加算2(医療安全対策地域連携加算2)
・感染対策向上加算3(連携強化加算)(サーベイランス強化加算)
・医療DX推進体制整備加算
・データ提出加算
・入退院支援加算(地域連携診療計画加算:有)(総合機能評価加算:有)
・認知症ケア加算
・せん妄ハイリスク患者ケア加算
・がん性疼痛緩和指導管理料
・ニコチン依存症管理料
・がん治療連携指導料
・薬剤管理指導料
・地域連携診療計画加算((心不全)(急性心筋梗塞)) -
・別添1の「第14の2」の1の(1)に規定する在宅療養支援病院(=機能強化型在宅療養支援病院)
・在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
・在宅がん医療総合診療料
・検体検査管理加算(Ⅰ)
・CT撮影及びMRI撮影 -
・人工腎臓(慢性維持透析を行った場合1、導入期加算1)
・透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算
・下肢末梢動脈疾患指導管理加算
・外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
・入院ベースアップ評価料28 - 9) 酸素の購入価格に関する届出
- Ⅷ 保険外負担に関する事項
- 当院では、証明書・診断書料などにつきまして、実費のご負担をお願いしております。
- Ⅸ 当院は、生活協同組合の医療機関としてつくられたものです。
- 生協の趣旨にご賛同のうえ、組合に加入されるようお願いいたします。
- Ⅹ 管理者
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院 長 進藤 真
事務長 青木 弘人
看護部長 東入来 真夕美
機能強化加算について
当院は、地域におけるかかりつけ医機能を有しており、かかりつけ医として厚生労働大臣が定める施設基準の「機能強化加算」を届け出ています。
地域におけるかかりつけ医機能として、必要に応じて以下の対応をおこなっています。
① 健康診断の結果等の健康管理に係わる相談
②保健・福祉サービスに関する相談
③ 夜間・休日の問い合わせへの対応及び必要に応じて専門医又は専門医療機関への紹介
④ 受診されている他の医療機関および処方薬を把握し必要な服薬管理の実施
また、かかりつけ医機能を有する医療機関は、医療機能情報制度の利用による検索が可能です。
また、当院は在宅医療のかかりつけ医として下記のような対応が可能です
▽介護保険制度の利用等に関する相談への対応、要介護認定に係る主治医意見書の作成、介護施設への紹介
▽訪問診療、また介護との連携をおこなうことができます
「医療情報取得加算」の算定について
◇当院では、マイナンバーカード等を利用した、「オンライン資格確認システム」を運用しています。
そのため、令和6年6月1日より「医療情報取得加算」を下表の通り算定しています。
「オンライン資格確認システム」とは、来院された患者様の保険情報及び受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報について、ご本人の同意があれば、個々の医療機関がその場で情報取得できるシステムです。
マイナポータルで保険証利用の申し込みをすることにより、利用可能となります。
当院では、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
◆「医療DX推進体制整備加算」に係る掲示
◇当院は、医療DXを推進して質の高い医療を提供できるよう体制整備をおこなっております。
■オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して、 診療を実施しております。
■電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取り組みを実施してまいります(今後導入予定)。
■マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
◆「一般名処方加算」について
◇当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
一般名処方とはお薬の「商品名」ではなく、お薬の「有効成分」を処方せんに記載することです。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
後発医薬品がある医薬品については、特定の商品名ではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方をおこなう場合がございます。
◆「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成23年1月より、領収書の発行の際に、「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成28年4月1日より明細書を無料で発行しております。
明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称などが記載されております。その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計時に窓口にてその旨をお申し出ください。
平成30年4月
玉島協同病院
玉島協同病院 理念
もっと地域の中へもっと地域とともに
玉島とその周辺の地域で暮らす人々が
疾病・障害のあるなしにかかわらず
その人らしく輝いて暮らせ
安心して一生を終えることを支援する
医療機関でありたいと願います
倉敷医療生活協同組合 理念
人が人として大切にされる社会をめざし
保健・医療・介護の事業と運動をとおして
様々な人たちと手をつなぎあい
平和とくらしを守り健康で
明るいまちをつくります
玉島協同病院のあゆみ
「安心してかかれる医療生協の診療所を」と熱い思いを込めた玉島地域の医療生協運動の広がりの中で、「病院構想」へと発展し、1978年12月1日に56床の病院として開院しました。
以来、「患者の立場に立ったよい医療」の実現のため、患者・家族・地域住民のみなさんと 力を合わせてまいりました。この間に、100床規模の病院へと発展し、今では54床の一般病床、54床の医療療養病床を有するケアミックス病院として、地域の医療・介護の一翼を担っています。
また「いつでも、だれもが、安心してかかれる病院」としての外来医療、地域で安心して暮らせる在宅医療・介護をめざして、往診・訪問看護、通所系サービスなど、活動の輪を広げています。
1978年 | 12月1日 |
開設(昭和53年) 56床【院長 三村宏二】 入院患者6名・外来患者52名 |
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1979年 | 4月1日 | 基準寝具認可 |
5月1日 | 基準給食認可 | |
5月15日 | デイホスピタル開始 | |
7月20日 | 歯科開設 | |
1980年 | 7月22日 | 3病棟開設30床(全86床) |
1981年 | 1月1日 | 特Ⅰ類基準看護取得 |
1987年 | 3月28日 | 104床に増床(2病棟54床・3病棟50床) |
4月 | 法律相談玉島会場開始 | |
7月 | 院長交代【院長:前律夫】 | |
1989年 | 6月14日 | CT導入 |
1991年 | 4月1日 | 特Ⅱ類基準看護取得 |
1993年 | 4月1日 | 3病棟:特例老人許可病棟に変更(50床) |
1995年 | 5月 | 院長交代【院長:福田博】 |
6月 | 改修工事着工 | |
7月1日 | 病棟:新看護A加算(看護3:1 看護補助8:1) | |
1996年 | 1月 | デイケア開始 |
6月1日 |
3病棟:療養型病床群 2群入院管理Ⅰ 玉島虹の訪問看護ステーション開設 |
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7月1日 | 療養型病床群:療養加算 | |
1997年 | 6月1日 | 理学療法Ⅲ申請受理 |
8月26日 | 骨密度測定装置設置許可 | |
9月1日 | 老人慢性疾患外来総合診療届出受理 | |
11月1日 | 外来服薬指導開始 | |
12月12日 | 小児科外来廃止 | |
1998年 | 4月1日 | 2病棟54床→50床 3病棟50床→54床 |
2000年 | 4月1日 |
医療適用病床16に 居宅介護支援事業所開設 |
5月31日 | 通所リハビリ入浴サービス | |
6月1日 | 院長交代【院長:道端達也】 | |
8月21日 | 通所介護開始 | |
2003年 | 11月1日 | 2病棟増床 |
2005年 | 1月 | ヘルパーステーションさざなみ開設 |
2006年 | 7月1日 | ふなみ家開設 |
2007年 | 6月1日 | 2病棟10:1看護 |
2012年 | 3月31日 | ふなみ家 休止 |
2012年 | 4月 | 進藤院長就任 |
2014年 | 10月1日 | 地域包括ケア病棟(6床) |
12月1日 |
新築移転 通所介護休止 地域包括ケア病棟(8床へ増床) |
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2015年 | 9月30日 | ショートステイ 廃止 |
2017年 | 3月31日 | ヘルパーステーションさざなみ 廃止 |
2019年 | 2月1日 | 地域包括ケア病棟(16床へ増床) |