地域連携室より
2025.01.20
ハンセン病についての講演会を開催しました
1月15日(水)、瀬戸内市にある長島愛生園の歴史館から講師をお招きし、ハンセン病についての講演会を行っていただきました。
講師を務めてくださった長島愛生園歴史館 学芸員 田村朋久氏 ↑ ↑
当時の状況が再現されたアニメを鑑賞。
差別や偏見を受け、大切な家族と引き離される場面はアニメとはいえ胸が苦しくなるものでした。
ハンセン病患者さんの療養所での暮らしなど、実際の写真を通して教えていただきました。
ハンセン病患者さんは誤った知識と政策により、患者だけでなくその家族も重大な人権侵害を受け続けました。そして今もなお、差別や偏見、社会復帰など多くの問題が残されています。改めて、ハンセン病の歴史を一人一人が正しく理解し、正しい知識を普及させること、ハンセン病に限らず様々な差別に苦しむ人々に関心を持ち、自分たちの問題として考えることの重要性を学ばせていただきました。